レノボ、次世代ゲーミングハンドヘルド「Legion Go」を1月7日に発表へ – ValveのSteamOS搭載をほのめかす

レノボは、次世代ゲーミングハンドヘルドの発表イベント「Lenovo Legion x AMD: The Future of Gaming Handhelds」を1月7日に開催すると発表しました。数週間に渡るリーク情報の後、レノボが新型ポータブルゲーミングPCの発表を正式に認めた形となります。

SteamOSを搭載へ

注目すべきは、イベントにValveのSteamOSおよびSteam Deckの共同デザイナーであるPierre-Loup Griffais氏が登壇することです。これにより、レノボの新型ゲーミングハンドヘルドの少なくとも1モデルがSteamOSを搭載することが強く示唆されています。

「Legion Go 2」と「Legion Go S」の2モデル

リーク情報によると、レノボは「Legion Go 2」と「Legion Go S」の2モデルを準備しているとのこと。いずれもAMDの未発表チップ「Ryzen Z2」シリーズのAPUを搭載し、CES 2025でデビューが予想されています。

特に「Legion Go S」は、筐体にSteamOSボタンを備えていることから、SteamOS搭載モデルである可能性が高いと見られています。Valveは最近、SteamOSを使用したサードパーティ製ハードウェアメーカー向けのガイドラインを更新しており、Legion Goはそのようなシステムの1つとなるでしょう。

噂によれば、レノボは3つのシステムを発売する可能性があり、そのうちの1つがSteamOSを、もう1つがWindows 11を搭載するとのことです。

AMD Ryzen Z2 APUを搭載

新型Legion Goのスペックについては、現時点で明らかになっていませんが、AMD Ryzen Z2 APUを搭載し、高いゲーミングパフォーマンスを発揮することが期待されます。また、SteamOS搭載モデルはSteam Deckと同様のゲーミング体験を提供し、Valveのサポートを受けられるでしょう。

価格について

価格については、Steam Deckとの競合を考慮すると、 SteamOS搭載の控えめなモデルでは約90,000円～120,000円、Windows 11を搭載した高性能モデルでは約130,000円～160,000円 の範囲になると予想されます。この価格帯は、AMD Ryzen Z2 APUやRadeon 890Mなどの高いスペックに基づいています。ただし、正式な価格は発表イベントを待つ必要があります。

まとめ

レノボの次世代ゲーミングハンドヘルド「Legion Go」の発表イベントが1月7日に開催されます。AMD Ryzen Z2 APUを搭載する新型ポータブルゲーミングPCに加え、ValveのSteamOS担当者の登壇から、SteamOS搭載モデルの登場も期待されています。

レノボとValveの協力により、Steam Deckと同様のゲーミング体験を提供する新たなポータブルゲーミングPCが誕生するかもしれません。発表イベントで明らかにされる詳細な情報に注目が集まります。

Legion Goシリーズスペック一覧表