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シャープ、240Hz有機ELディスプレイとライカ共同開発カメラ搭載の「AQUOS R9 Pro」を発表

シャープは10月29日、新型スマートフォン「AQUOS R9 Pro」と「AQUOS sense9」を発表しました。特に注目を集めたのは、240Hz駆動の有機ELディスプレイとライカ監修の50.3MPトリプルカメラを搭載し、プロモデルを復活させた「AQUOS R9 Pro」です。シャープがプロモデルを復活させた理由や、カメラ性能の詳細などを詳しく見ていきましょう。

プロモデル復活の理由 – 「カメラを超える」ために

シャープでは、2023年5月に「AQUOS R8」と「AQUOS R8 Pro」を発表しましたが、2024年5月には「AQUOS R9」のみが発表され、プロモデルの登場はありませんでした。しかし、今回「AQUOS R9 Pro」が登場し、シャープ通信事業本部の小林繁氏は「プロ、できました」とサプライズ性を強調しました。

商品企画部の今井啓介氏は、プロモデル復活の背景について、「手頃な価格のスマホの性能が底上げされる中、フラグシップモデルは何をすべきなのか。たどり着いた答えは『カメラを超えること』」と語っています。

ライカ監修の50.3MPトリプルカメラ – 高画質を実現

「AQUOS R9 Pro」の最大の特徴は、ドイツの老舗カメラメーカー・ライカが監修したカメラシステムです。メインカメラには1/0.98インチ光学フォーマットのソニーLYT-900をベースにしたOIS付き50.3MPセンサーを採用しています。

また、65mm相当の焦点距離、OIS、2.8倍光学ズームを備えた50.3MP望遠センサー(1/1.56インチ)と、50.3MPの超広角センサー(1/2.5インチ)も搭載。3眼すべてに高解像度のセンサーを採用することで、あらゆるシーンで高画質な撮影を可能にしています。

240Hz駆動の「Pro IGZO OLED」ディスプレイ

「AQUOS R9 Pro」のもう一つの大きな特徴は、6.7インチの「Pro IGZO OLED」ディスプレイです。1~240Hzの可変リフレッシュレートで3,120 x 1,440ピクセルを出力し、滑らかで高精細な表示を実現します。

ゲームやスクロールの際には高リフレッシュレートで快適な操作感を提供し、静止画表示時には低リフレッシュレートで省電力化を図ることができます。

Snapdragon 8s Gen 3と大容量バッテリー

「AQUOS R9 Pro」は、Qualcomm製のミッドハイエンドチップセット「Snapdragon 8s Gen 3」を搭載しています。12GBのRAMと512GBの内部ストレージを組み合わせることで、高いパフォーマンスを発揮します。

また、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、1日の使用でも安心して利用できます。急速充電にも対応し、短時間で充電が可能です。

https://gadgets-x.net/17872

価格と購入方法

  • 製品名:AQUOS R9 Pro
  • 発売日:12月上旬
  • 価格:約190,000円(約1,235ドル)
  • 購入方法:NTTドコモやAmazonなど日本国内のみでの販売を予定
  • 公式サイト:シャープ AQUOS R9 Pro

まとめ

シャープは、240Hz駆動の有機ELディスプレイとライカ監修の50.3MPトリプルカメラを搭載した「AQUOS R9 Pro」を発表し、プロモデルを復活させました。ライカ監修の高画質カメラシステムや、滑らかな表示と省電力を両立する「Pro IGZO OLED」ディスプレイなど、ハイエンドモデルならではの特徴を持っています。

「AQUOS R9 Pro」は、カメラ性能とディスプレイ品質にこだわるユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。現時点では日本国内のみでの販売を予定していますが、シャープのフラッグシップモデルとして注目を集めています。

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