TVS REGZAは、2024年11月7日にゲーミングモニター市場への参入を正式に発表しました。この参入は、会社が「映像デバイスのトータルソリューションメーカー」を目指す一環として行われます。初のゲーミングモニターとして、23.8型の「RM-G245N」と27型の「RM-G276N」の2モデルが発表されました.
新モデル「RM-G245N」と「RM-G276N」の詳細
23.8型「RM-G245N」
「RM-G245N」は、フルHD解像度(1920×1080ドット)と180Hzのリフレッシュレートを備えた23.8型モニターです。
Fast IPSパネルを採用しており、角度による色やコントラストの変化が少なく、鮮やかで表現豊かな映像を提供します。応答速度は1ms(GTG)で、AdaptiveSyncに対応しています。表面処理は非光沢で、色域はsRGB 99%、DCI-P3 >90%をカバーします。HDR10をサポートし、入力端子にはHDMIが2系統とDisplayPortが1系統が備わっています。スピーカーは非搭載ですが、3.5mmステレオミニの音声出力端子を備えています.
27型「RM-G276N」
「RM-G276N」は、WQHD解像度(2560×1440ドット)と240Hzのリフレッシュレートを備えた27型モニターです。
同様にFast IPSパネルを採用しており、高速な応答速度と広視野角を実現しています。VESA DisplayHDR400認証を取得しており、HDR10をサポートします。入力端子にはHDMIが2系統とDisplayPortが1系統が備わっており、2W+2Wのスピーカーも内蔵されています.
映像モードと調整機能
両モデルともに、多様な映像モードが搭載されています。「FPS」「RTS/RPG」「MOBA」「RACING」の4つのゲームモードに加え、「映画」「スポーツ」「標準」のモードも用意されており、各モードごとに画質や応答速度が最適に設定されています。特に、レグザがテレビで培ってきたノウハウを活用した「暗部強調機能」により、FPSゲームでの暗がりでの視認性を高めることができます。また、ゲーム画面上に照準マークを表示する「照準表示機能 クロスヘア」も利用可能です.
デザインと付属アクセサリ
モニターのデザインはシンプルでエレガントなもので、ベゼル左側に「REGZA」ロゴがあしらわれています。スタンドは-5度~+15度のチルトに対応し、75×75mmのVESAマウントも備えられています。最大消費電力は「RM-G245N」が33W、「RM-G276N」が47Wです。外形寸法と重さは、「RM-G245N」が54.2×21.5×44.1cm/約3.5kg、「RM-G276N」が61.4×21.5×47.3cm/約5kgです。付属アクセサリとして、「RM-G245N」にはHDMIケーブル、「RM-G276N」にはDisplayPortケーブルが含まれています.
価格と購入方法
製品名
- 23.8型「RM-G245N」
- 27型「RM-G276N」
発売日
- 「RM-G245N」: 2024年11月22日
- 「RM-G276N」: 2024年12月下旬
価格
- 「RM-G245N」: 約25,300円
- 「RM-G276N」: 約50,600円
購入方法
- 公式サイトおよび主要電気店舗で購入可能
公式サイト
まとめ
TVS REGZAのゲーミングモニター参入は、映像デバイス市場の多様化に応じた重要なステップです。「RM-G245N」と「RM-G276N」は、Fast IPSパネルや高画質アルゴリズムを活用し、ゲームや映像視聴に最適な性能を提供します。レグザがテレビで培ってきた高画質ノウハウをゲーミングモニターに反映させたこれらのモデルは、ゲーミングモニター市場で業界をリードするメーカーになることを目指しています。
TVS REGZAの石橋泰博取締役副社長は、「ゲーミングモニターでもゲームの使いやすさを追求し、リアルなゲーム体験を目指していきたい」と述べています。レグザのゲーミングモニターは、ゲーム愛好家や映像視聴者にとって新たな選択肢を提供することになります.
この新たな参入は、映像デバイスの多様化と市場の拡大を反映しており、レグザが「映像デバイスのトータルソリューションメーカー」としての役割をさらに強化するものと期待されます。