2024年後半に発売予定のFUJIFILM(富士フイルム) X-M5は、X100VIの手頃な価格版としてデビューするとの噂が浮上しています。最新のリーク情報によると、X-M5にはFUJIFILMのフィルムシミュレーションダイアルが搭載され、初心者向けのカメラとしてポジショニングされるようです。
フィルムシミュレーションダイアルは、最近発表されたFUJIFILM X-T50で初めてお目見えし、これがX-M5でも搭載される予定です。この機能は、カメラの扱いに手慣れていない初心者にも魅力的で、これまでの固定焦点レンズモデルとは異なるアプローチとなるでしょう。ちなみに、X-T50は約¥245,000で販売されています。
X-S20の旧世代センサーとX Processor 5の組み合わせ
X-M5には、FUJIFILM X-S20と同じ旧世代のセンサーと、定評のあるX Processor 5、さらにX-S20と同じ5軸手ブレ補正機能が搭載されるとのことです。このハードウェア構成から、X-M5はX-S20よりもわずかに安い価格で発売される可能性があります。
EVF(電子ビューファインダー)が搭載されない
EVF(電子ビューファインダー)が搭載されないことでさらにコストを抑える可能性があります。これにより、X-T50同様の市場をターゲットとしながらも、より手軽に手に入るカメラとして注目されるでしょう。
X-E5の存在も示唆
X-M5に関するニュースとともに、FUJIFILMは X-E5の存在も示唆しています。これまでのX-Eシリーズカメラを考えると、X-E5はルックスとエルゴノミクスの面でX100VIに近いものになるでしょう。
X-E5には、下位モデルのX-S20と同様のEVF(電子ビューファインダー)が搭載され、カメラ全体のハードウェアも同様になると考えられます。これにより、非常に高性能なレンジファインダースタイルの交換レンズ式カメラになりますが、価格が大幅に上昇し、エントリーレベルの写真愛好家にとっての魅力が大きく損なわれる可能性があります。
まとめ
FUJIFILM X-M5は、コンパクトなAPS-Cカメラに革新的なフィルムシミュレーションダイアルを搭載し、初心者向けの機能を備えた手頃な価格のカメラとして登場する可能性が高いです。X-S20の旧世代センサーとX Processor 5の組み合わせ、そしてX-T50のスタイリングとフィルムシミュレーション機能を継承することで、FUJIFILMのラインナップの中でもユニークな存在になるでしょう。また、X-E5の存在も示唆されており、FUJIFILMのカメラ市場での戦略が注目されます。